採用映像
求めるターゲットの変化・採用競合との差別化
愛知県に本社を持つ大手工作機械メーカーのオークマ様。コロナ禍での採用活動において、限られた学生接点の中での有効な一手として映像の制作依頼を受けました。単にカッコいい映像ではなく、採用課題を解決する戦略性を持った映像であると考え、ヒアリングを実施。オークマ様が感じていた採用課題は「求めるターゲットの変化」。グローバルで厳しい競争のある工作機械市場の中で、これまでにない発想で提言できるような人材を採用していく必要があると考えていました。そして、もう1つは「採用競合との差別化」。映像制作を通じて「採用競合にはないオークマならではの魅力」を打ち出す必要があると考えていました。
2本の映像制作をつくる上で大切にしたコンセプト設計
映像をつくるにあたりまずはターゲットに伝えたい想いと企業の魅力を整理。「ものづくりの未来をつくる、その先頭に、私たちがいる。」というコンセプトメッセージを作成しました。その上で、「人・働き方」にフォーカスを当てた映像と、「事業・製品・ビジョン」にフォーカスを当てた映像の2つを提案・制作。単に伝えたいことを詰め込んだ映像ではなく、共通のコンセプトメッセージを映像の中心に据えることで、統一の世界観でターゲット学生にオークマ様ならではの魅力を訴求を実現しました。
会社説明会ツール
オークマに新しい付加価値を
提供してくれる人をどうやって呼び込むか
採用映像の制作をご担当させていただいた大手工作機器メーカーのオークマ様より、採用説明会のスライドの制作もご依頼をいただきました。スライド制作をするにあたり社員の方々にヒアリングをしたところ、新たな付加価値を提供できる人が欲しいと考えていらっしゃる方がとてもたくさんいらっしゃいました。劇的に変化する時代に正確な解答は存在しない。つまり、組織の指令を忠実に遂行する人材ではなく、社会や顧客のニーズに合った提案を自立的に考え提案できる人を採用したいとお考えでしたが、いままでの説明会資料は客観的な企業紹介が中心のものだったので、どんな人物を必要としているかわかりづらいものになっていました。
未来軸の情報と、職場としての魅力の訴求を強化
そこで我々は、新たな付加価値を提供できる人材を確保するためにはどうしたらよいかを考えたときに、未来に向けてこんなミッションがある、こんな挑戦ができるという未来軸の情報も伝えることが大事だと考えました。そこで、学生目線で見たときの職場としての魅力やメリットを伝えられるような情報をわかりやすく図や数字などで表したり、様々な職種の仕事の一例を紹介することで、この会社の、このフィールドなら自分の知識を活かして新しいことができそうなど、イメージしやすくなるようなスライドをご提案させていただきました。
様々な強みや戦略、活躍イメージなどを写真や図でわかりやすく訴求