採用の促進だけではなく、学生とふれ合う場をつくる
オフィス家具OEM業界でシェアトップの山田工業様。既存事業で安定した業績が見込めるが故に、新しいものを生み出せないという老舗メーカーならではの課題を持っていました。そのため、新卒採用をスタートすることで若い考えや発想を入れていきたいという想いを持っていました。採用の促進という目的ははもちろんですが、現場の社員の受け入れ体制を整えるために、社員が学生とふれ合える場をつくりたいと、インターンシップ制作のご相談を受けました。
学生が考える、オフィスに『足りないモノ』
オフィス家具という学生にはあまり馴染みのないものを、あえて働いたことのない学生に考えてもらう企画を提案。5名ほどの学生に社員2名を加えたチームで、グループワークをメインで行う3日間のプログラム。制作において、学生のオフィス家具業界・山田工業への企業理解が深まるとともに、仕事の面白さを感じてもらい、純粋に楽しんでもらえるプログラムにすることを心掛けました。
【当日】楽しむ学生の姿に社員も刺激
「自分が将来働く会社にはこんなモノがあれば便利なんじゃないか?楽しいんじゃないか?」と若く柔軟な発想で楽しむ学生とワークを行う中で、社員も刺激を受け、新しいことに挑戦したいという意欲や山田工業で働いている意義をもう一度考えてもらえるような場になりました。最終日には実際に考えたものを企画書に落としこみ設計図を作成。優勝チームには後日、模型をプレゼントしました。
【効果】新卒内定者のほとんどがインターン参加者
遠方から泊まりで来てくれる学生がいるなど、多くの学生が参加。最終日のプレゼンでは、社員の協力もあり想像以上にクオリティの高い作品が発表されました。プレゼン終了後には、学生と社員の間で、連絡先を交換するといった光景も見られ、人事の方たちも大変喜んでいました。開催した年は、新卒内定者のほとんどがインターン参加者となり、社内活性・採用どちらに対しても大きな成果となりました。