この記事の目次
1. はじめに

「採用がうまくいかないのは、うちが不人気だから仕方ない」。 そう考えている企業は少なくありません。特に大量採用を前提とする企業ほど、応募が集まらない状況に直面すると、求人媒体の追加や条件の見直しといった“場当たり的な施策”に走りがちです。
しかし、実際には不人気=採用できないわけではありません。 多くの場合、問題は企業の魅力そのものではなく、採用ブランディングと集客設計が噛み合っていないことにあります。
本記事では、
- なぜ不人気企業ほど採用が難しくなるのか
- 採用ブランディングにおいて「集客」をどう考えるべきか
- 不人気・大量採用企業が意識すべきポイント
を整理しながら、成果につながる採用ブランディングの考え方を解説します。
2.不人気企業・大量採用企業が採用でつまずく理由

不人気企業が採用で苦戦する理由は、単純に知名度が低いからでも、条件が悪いからでもありません。
多くの場合、求職者が判断するための情報が不足していることが原因です。
よくあるのは、
- 仕事内容や待遇の説明に終始している
- 他社と似た表現ばかりで違いが伝わらない
- 「どんな人に向いている会社か」が語られていない
といった状態です。
結果として、求職者は「よく分からない会社」「自分に合うか判断できない会社」と感じ、応募を避けてしまいます。これは不人気企業に限らず、大量採用を行う企業ほど陥りやすい落とし穴です。
3.採用ブランディングとは何か
採用ブランディングとは、「なぜこの会社で働くのか」を一貫したメッセージとして設計・発信することです。単に企業をよく見せることが目的ではありません。
- どんな価値観を持つ会社なのか
- どんな人が活躍しているのか
- どんな人には合わないのか
まで含めて言語化し、選ばれる理由を明確にすることが採用ブランディングの本質です。
不人気企業ほど、この「理由づくり」が曖昧なまま採用活動を進めてしまい、結果として集客もうまくいかなくなります。
4.採用ブランディングにおいて「集客」が重要な理由

採用ブランディングというと、「採用サイトのデザイン」や「コンセプトコピー」に注目されがちですが、それだけでは不十分です。 重要なのは、誰に・どのように届くかという集客の視点です。
いくら良いメッセージをつくっても、
- ターゲットが曖昧
- 接触ポイントが設計されていない
- 情報に触れる機会が少ない
状態では、採用ブランディングは機能しません。
特に不人気・大量採用企業の場合、 「広く集める」のではなく、“共感する人にきちんと届く集客”を設計することが重要になります。
5.不人気・大量採用企業が意識すべき採用ブランディングのポイント

5-1.ターゲットを具体的に定める
まず必要なのは、「誰に来てほしいのか」を明確にすることです。 不人気企業ほど、「とにかく人が欲しい」という状態になりやすく、結果としてメッセージがぼやけます。
- どんな価値観を持つ人か
- どんな志向の人なら活躍できるか
- 逆に、合わないのはどんな人か
ここを具体化することで、集客の精度が上がります。
5-2.企業の魅力を“判断材料”として言語化する
採用ブランディングで語るべき魅力は、「良さのアピール」ではありません。 求職者が自分に合うかどうかを判断できる情報です。
- なぜこの仕事を続けている社員がいるのか
- 大変だが、やりがいになるポイントはどこか
- どんな成長実感が得られるのか
こうしたリアルな言語化が、不人気企業でも共感を生みます。
5-3.集客導線を前提にコンテンツを設計する
採用サイト、ブログ、説明会、SNSなど、 それぞれの役割を分けて考えることも重要です。
- ブログ:価値観・考え方への共感
- 採用サイト:理解と納得
- 説明会:最終判断
採用ブランディングは、点ではなく線で設計するものです。
6.不人気企業がやりがちな誤解
よくある誤解が、 「応募が来ない=母集団が足りない」という考え方です。しかし実際には、 “選ばれていない”状態であることがほとんどです。
この状態で、
- 媒体を増やす
- 広告費を上げる
- 条件を過剰に良くする
といった対処をしても、採用は安定しません。必要なのは、集客の量ではなく質を変えることです。
7.まとめ
不人気・大量採用企業にとって、採用ブランディングは「余裕がある会社がやるもの」ではありません。 むしろ、採用が難しい企業ほど必要な考え方です。
- 不人気だから採用できないのではない
- 魅力がないのではなく、伝わっていない
- 採用ブランディングは集客設計とセットで考える
この視点を持つことで、採用活動は大きく変わります。自社が「なぜ選ばれるのか」を改めて見直すことから、採用ブランディングは始まります。
8.レベルゼロの採用ブランディングとは?
施策立案・分析など「戦略」に関してはコンサルティング会社、ツール制作などの「クリティティブ」に関しては制作会社、説明会や面接の運営は自社でというのが一般的です。しかし、それでは戦略とクリエイティブと実行が分断されてしまいがち。弊社はすべてを担うことのできるパートナーであるため、企業のビジョン達成というゴールに向かって一貫した採用活動を活動を支援いたします。レベルゼロの強みはディレクターを中心とした組織であるということです。外部のプロフェッショナルとも連携しながら、プロジェクトに最適なチームづくり、大元となる戦略の立案とプロジェクトマネジメントを行うことで、サイト・パンフレット・イベントプログラム・イベント装飾・ムービーなど、あらゆるツールをボーダレスに制作可能です。
〈 レベルゼロの採用ブランディングとは?〉
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〈 レベルゼロの採用ブランディング事例〉
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