インターンシップ構築
初期配属が「生産管理」であることの意義を伝えたい
特殊鋼をベースとした高度な技術力を背景に、高付加価値商品の開発などを行う大同特殊鋼様。事務系総合職採用のためのインターンシップ制作のご依頼を受けました。事務系総合職の初期配属は「生産管理」という学生にあまり馴染みのない職種。その背景には、他の職種を経験する前に、まずは自社の生産活動を理解する必要があるという会社としての想いがありました。また「生産管理」の仕事は様々な職種の方とのコミュニケーションが必要不可欠。最初に社内外の人脈を形成することで今後のキャリアにもプラスになる職種。その意義をしっかりと伝えたいという依頼でした。
意義を知る仕事体験から、 意義を知った上でのキャリアデザインまで
生産管理の擬似的な業務体験を通じて生産管理職の「役割・魅力・やりがい」を一番の学びとして得られるインターンを提案しました。ワークショップを制作するために、生産管理職を経験した3名の社員に取材を実施。仕事内容ややりがい、現状の仕事に活きていることなどをお伺いし、その中でも特に仕事の面白さを感じられる業務を抽出。「生産計画立案」「生産工程トラブル対応」という2つの職種体感ワークと、先輩社員にキャリアを振り返ってもらい生産管理を経験した意義を話してもらう座談会。そして最後に学生自身に初期配属が生産管理である意味や、そこからどのようなキャリアを描いていきたいかを考えてもらう「キャリアデザインワーク」を実施しました。
生産管理配属の意義を知ってもらうワークショップ
意義を知った上でキャリアデザインを行なってもらうワークショップ
【効果】これまで評価できていなかった層を引き上げられた
冬に2DAYインターンシップとして複数回実施。採用チーム、学生のどちらからも非常に高い評価をいただきました。お客様からは「アイデア・企画系のワークショップより難易度が高く、これまでの選考であまり目立ってなかったが論理的思考能力が高い学生が進行をリードする場面が見られた。そのため、あまり評価できていなかった層を引き上げることもできた。」というご意見をいただきました。
採用インスタグラム運用
自社運営では難しい
Instagramの採用広報をどうやっていくか
大学生のInstagramの利用率は年々上がっており、最近では採用広報に導入する企業が増えてきています。大同特殊鋼様もInstagramでの採用広報を考えておられましたが、「どう訴求すればよいかわからない」、「デザイン性を持たせるとなると自社だけで運営するのは難しい」とお困りでした。そこで、当社が以前より培ってきた採用ブランディングの知識と得意なデザイン力でお力になれればと運用をお手伝いさせていただくことになりました。
Instagramを次世代の採用ツールに
インスタで流行りのファッションや食べ物を探すように、製品や仕事内容などを気軽に閲覧できるような投稿にし、さらに働く社員の休日の過ごし方などのパーソナルな情報も載せるなどバラエティに富んだ投稿を行うことで、学生が飽きずに興味を長く持ち続けてもらえるような内容をご提案させていただきました。また、投稿画像が一目でどの記事がわかりやすくするために内容ごとにデザインを変化させつつ、全体はグラデーション装飾を使用したりして統一感を持たせました。結果として、興味を示した学生がフォローしてくれることで、採用イベントが無い時期も含めた定期接点を持つことができ、学生の関心度向上を実現しました。
大同特殊鋼インスタ採用アカウント(https://www.instagram.com/daidosteel_recruit)