ゼロから考え、企業の“らしさ”を表現する

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大同特殊鋼株式会社 インターンシップ

背景と課題

初期配属が「生産管理」であることの意義を伝えたい

特殊鋼をベースとした高度な技術力を背景に、高付加価値商品の開発などを行う大同特殊鋼様。事務系総合職採用のためのインターンシップ制作のご依頼を受けました。事務系総合職の初期配属は「生産管理」という学生にあまり馴染みのない職種。その背景には、他の職種を経験する前に、まずは自社の生産活動を理解する必要があるという会社としての想いがありました。また「生産管理」の仕事は様々な職種の方とのコミュニケーションが必要不可欠。最初に社内外の人脈を形成することで今後のキャリアにもプラスになる職種。その意義をしっかりと伝えたいという依頼でした。

解決まで

意義を知る仕事体験から、
意義を知った上でのキャリアデザインまで

生産管理の擬似的な業務体験を通じて生産管理職の「役割・魅力・やりがい」を一番の学びとして得られるインターンを提案しました。ワークショップを制作するために、生産管理職を経験した3名の社員に取材を実施。仕事内容ややりがい、現状の仕事に活きていることなどをお伺いし、その中でも特に仕事の面白さを感じられる業務を抽出。「生産計画立案」「生産工程トラブル対応」という2つの職種体感ワークと、先輩社員にキャリアを振り返ってもらい生産管理を経験した意義を話してもらう座談会。そして最後に学生自身に初期配属が生産管理である意味や、そこからどのようなキャリアを描いていきたいかを考えてもらう「キャリアデザインワーク」を実施しました。

生産管理配属の意義を知ってもらうワークショップ

意義を知った上でキャリアデザインを行なってもらうワークショップ

効果

これまで評価できていなかった層を引き上げられた

冬に2DAYインターンシップとして複数回実施。採用チーム、学生のどちらからも非常に高い評価をいただきました。お客様からは「アイデア・企画系のワークショップより難易度が高く、これまでの選考であまり目立ってなかったが論理的思考能力が高い学生が進行をリードする場面が見られた。そのため、あまり評価できていなかった層を引き上げることもできた。」というご意見をいただきました。